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シックハウス症候群の現状

 問題とされる化学物質は非常に多岐にわたります。今、一番話題になっているものはホルムアルデヒドですが、これは合板などに使われている接着剤に含まれている物質です。

 合板以外にも住宅の中では、壁紙、塗料、畳など、あらゆる所に多かれ少なかれ、ホルムアルデヒドをはじめ様々な化学物質が使われております。

 今はまだ、これらの物質に対して、あらゆる症例を集めて、その実態を調査している段階で、残念ながら、未だに具体的な対策までは確立していないのが現状です。

 実際にシックハウス症候群の患者が病院に行っても、化学物質が原因と診断できないところもあるくらいです。

 ホルムアルデヒドに関しては当初より騒がれておりましたので、法律でも住宅メーカーでも対策は進んできましたが、他の物質に関しては、まだまだ対策は進んでおりません。実際にホルムアルデヒドが原因の症例は減ってきておりますが、最近ではトルエンなど他の物質が原因となった症例が話題になってきております。

 今はこの問題に対して、国も、医学界も、私たち建築業界も手探りで進んでいるような状態ですので、法整備も具体的な対策もまだまだ不完全というような状況です。